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炎桜/えんおう

脳性麻痺のボッボぼくのタッタ体験的小説ブログです。
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障害者として5
前を読む
憎しみ
でも、その反面、僕は真人を憎んでいた。
確かに僕は真人を自殺させたけど、僕をあそこまで追い込んで事故に遭わせて、
障害者にした。その事だけはいくら自殺の復讐だとしても許せなかった。

だけど、真人がいなかったら障害者として生活する事は
精神的に無理だったのかも知れない。
でも、僕は真人が.....続く

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にゃんにゃん劇場目次
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2障害者として6
前を読む
沸き上がる
障害者としての生活の日々が経つにつれ、
真人に対する感謝と
憎しみが入り交じった感情が段々と沸き上がっていた。

そんなある日の事だった。真人から

「僕はもういらないみたいだね」
いきなりそんな事を言われた僕はかなり焦って
「何で、そんな事を言うんだ?俺にはお前がまだ必要だ」
「いや、必要ではないよ、大丈夫。君はもう一人でやってけるよ」
「ちょっと待てよ、納得いかねえぞ」
「それに.....」---続く


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D障害者として1
障害者、まさか、真人をいじめていた
僕が障害者になってしまうなんて、
本当に思いはしなかった。
 障害者手帳って知ってる?障害者である事を示す手帳なんだけどね。
初めて、役所から貰った時に、真っ先に頭に思い浮べたのは

ミイラ取りがミイラになる。
この場合は少し違うけど、
障害者をいじめていた自分自身が障害者になる。密かに笑ったよ・・・

『笑った』といえば思い出したよ。
退院して一週間かな?家の前を散歩してたら、
そこを通った小学生に笑われたよ。


最初は、何で僕の方向を指差して
笑うのか分からなかったけど、
僕自身の事を笑ってるんだって。
僕はこれからこういう風に見られ、軽蔑されるんだって。
その時、本当に何か気分が悪くなって来て、ベッドで横になってたんだ、
そうすると真人の声が聞こえて来たんだ。続く

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D障害者として2
「大丈夫かい?」
正直、大丈夫ではなく、声を出して泣きそうだったので
ベッドで

「駄目だ、何か泣きそうだ、
お前ってこういう環境で生きていたんだな。すごいな。
でも、俺は、ちょっと無理かも」


「すごくないよ、それにいずれは慣れるよ。僕も最初は無理だったから」

そうか、慣れか。
僕は慣れないと思う。もしかしたら、これは僕自身の心の問題かも知れないけどね。
そう思うと、真人は本当に強かったんだと改めて思ったね、
障害を持って普段の生活もままならないのに、

僕にいじめられて、中学時代を生きていた。本当に強かったと思う。
素直に感心したね。
それで障害者になった僕を助けてくれる。本当にありがたく思っている。
続く


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D障害者として3
でも、その反面、僕は真人を憎んでいた。
確かに僕は真人を自殺させたけど、僕をあそこまで追い込んで事故に遭わせて、
障害者にした。その事だけはいくら自殺の復讐だとしても許せなかった。

障害者としての生活の日々が経つにつれ、
真人に対する感謝と
憎しみが入り交じった感情が段々と沸き上がっていた。

そんなある日の事だった。真人から

「僕はもういらないみたいだね」
いきなりそんな事を言われた僕はかなり焦って
「何で、そんな事を言うんだ?俺にはお前がまだ必要だ」
「いや、必要ではないよ、大丈夫。君はもう一人でやってけるよ」
「ちょっと待てよ、納得いかねえぞ」
「それに.....」---明日、掲載予定

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声霊D7障害者として/前

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 08/1/2
『障害者として前編』


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炎桜宣伝目次
ボクの自主出版の本「炎桜/えんおう」をWebにUpして公開してるそのUp記録目次です。
1.障害
2.家族
3.学校生活
4.勤労生活
5..恋愛
6.マユミ
7.再会の章1
8.再会の章2
9.再会の章3
10.芽生え1
11.芽生え2

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火炎は満開の桜のように
    今までの人生を燃え尽くし、
      未来を祝福してるようだった。
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2障害者として7
前を読む

自殺してやる!

「何だよ、何かあんのかよ?」

「僕がいつまでも君といると、君が苦しむから」
真人も薄々、僕の感情に気付いていたというわけか。
しかし、今、本当にいなくなってしまうと困る。
障害者としての教師がいなくなってしまうから。
随分と都合いい話だろ?最初は真人に消えていなくなって欲しいと願い、
今は真人に消えてもらうと困る。
障害者になってしまった僕はかつて、
いじめていた障害者を必要としている。
それで、僕は真人にこう言ってやったんだ。
自殺する





「もし、本当に消えたら、俺は自殺してやる」 

真人は明らかに狼狽したような声で
「ちょっと、待ってよ。何で、そうなるんだよ」---続く



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自殺してやる
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「何だよ、何かあんのかよ?」

「僕がいつまでも君といると、君が苦しむから」
真人も薄々、僕の感情に気付いていたというわけか。
しかし、今、本当にいなくなってしまうと困る。
障害者としての教師がいなくなってしまうから。
随分と都合いい話だろ?最初は真人に消えていなくなって欲しいと願い、
今は真人に消えてもらうと困る。
障害者になってしまった僕はかつて、
いじめていた障害者を必要としている。
それで、僕は真人にこう言ってやったんだ。
自殺する





「もし、本当に消えたら、俺は自殺してやる」 

真人は明らかに狼狽したような声で
「ちょっと、待ってよ。何で、そうなるんだよ」---続く



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